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子どもの本棚絵本レビュー

クリスマスのあかり~チェコのイブのできごと~

2023.12.10

レンカ・ロジノフスカー(作) 出久根育(絵) 木村有子(作) 福音館書店 1600円

 一年生になったばかりのフランタは、クリスマスに、一人で 小さな冒険をすることになりました。 

 気の毒なおじいさんの為に、大きな勇気と知恵をふりしぼるフランタですが。。。。

 このお話は、クリスマスを楽しみに待っていた男の子のお話です。

 このお話の舞台は、チェコ。冬は長く厳しいですが、楽しみもあります。

 子どもたちは、12月に入ると、24個の扉画が付いているアドベントカレンダーをもらいます。24個の扉の中には、キャンデーやチョコレートなどのお菓子が入っていて、子どもたちは、ワクワクしながら、毎日ひとつずつ、その扉を開けます。

 町がクリスマスの飾りで賑やかに彩られる時期、この本のタイトル「クリスマスのあかり」の意味を、お話しをとおして、子どもと一緒に味わいたいですね。