
どんなにきみがすきだかあててごらん
2020.07.01
サム・マグノラットニィ 文 アニタ・ジェラーム 絵 小川仁央 訳 評論社 定価 本体1,300円(税別)
チビウサギがベッドへ眠りに行く途中、デカウサギに聞きました。
「どんなに君が好きだかあててごら「そんなこと、わからないよ」とデカウサギん」
「こんなにさ」と腕を伸ばすチビウサギに、「でも、ぼくはこーんなだよ」とデカウサギ。デカウサギの腕はずっと長かった。お互いにどんなに好きか比べ合います。何度もくらべあったところで、もうチビウサギは眠くて何も思いつかなくなり、「ぼく、お月さまに届くくらい君がすき」と言って目を閉じます。(YT)
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