ロージーのおさんぽ

パット・ハッチンス　作　わたなべしげお　訳　偕成社

　この絵本は、パット・ハッチンスが初めて書いた絵本です。　

　めんどりのロージーがお散歩に出かけます。のんびりのんびり。キツネに狙われそうになっても、ロージーはマイペース。無事、夕ごはんには、おうちに帰り着きます。表紙がお話のオチを語っています。

　この絵本のもう1つの味わいは、キツネの動き。子どもはお話を聴きながら、きっとキツネのスリルあるドラマに目を輝かずことでしょう。

　絵本の読み語りの醍醐味を、子どもにも大人にも気づかせてくれる一冊です。

　同じ作者の本に、「ティッチ」「かえりみちをわすれないで」「なにしてあそぶ」があります。

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