りんご(The Apple Tree)
2021.10.02
文 三木 卓 絵と翻訳 スーザン・バーレイ かまくら春秋社 定価:1,400円(税別)
ポーン。。コロコロコロ。山を登る人が、投げ捨てたのは食べた後のりんごの芯。それを見つけたリスは、その芯を食べました。残ったのはタネだけ。リスはそのタネをあたりのいい丘のすそに蒔きました。冬を越し、春が訪れ、タネはちいさな芽を出し、少しずつ少しずつ大きくなってゆきます。こどものりんごの木は、森の生きもの、ミミズ、クマ、キツネ、リス、ヘビ。。と友だちになり、お月さまに見守られ、困難なことにも耐えながら、やがて、たくさんの実をつける見事なりんごの木に成長します(日英対訳)