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谷川賀苗の
つぶやき

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子どもの言葉を豊かに伸ばすためには~1日30分間の語りかけを!

2020.06.27

 イギリスの言語治療士サリー・ウォードさんは、著書の『Baby Talk』 という本で、大人が子どもに一番願うこと、即ち、子どもが「自分が大好き」と言える子どもに育つには、毎日30分大人が自分の言葉で子どもに語りかけることだと書かれています。この世に生を受けてから、大人にたっぷり語りかけてもらえた子どもは、幼児期の言葉を自分で操れるようになるまで、しっかり『ことば』を貯めることが出来ます。そして、就学して、読み書きを習うようになればこの『ことば』の宝箱からどんどん『ことば』が溢れ出します。そして、子どもは成長する過程で、その宝箱に自らの力とセンスで母国語や外国の言葉を入れてゆきます。

 幼児期の子どもは、大人としっかりお話をすることができます。色々なことに興味関心が広がるこの時期に、1日30分間、大人がしっかり子どもと心通わせるコミュニケーションをとることを始めてみませんか?子どもは、この時間を重ねることで、自分は本当に大切な存在であるという『オッケー感覚』をしっかり心に刻んでゆくことでしょう。そして、この親子で重ねるまさに時間が、ゆっくり子どもの自己肯定感を育んでゆきます。

子どもが起きている時間、スマホは充電中にしたいですね。