エルマーと16ぴきのりゅう
2024.01.05
R.S.ガネット(作) R.C.ガネット(絵) 渡辺茂男(訳) 福音館書店 1200円(税別)
エルマーのお話の3冊目、完結編です。
この作品でも、エルマー君のすばらしい計略が披露されます。
この3冊を描いた作者のR.S.ガネットさんは、子どものころから、お話をつくるのが得意だったそうです。
22歳の時に、『エルマーのぼうけん』を出版されました。絵も家族のメンバーが描くという、手作り感があふれた作品です。
児童文学作品として、たくさんの賞にも輝いている作品。
佳いものは、年月を重ねても、子どもの心をしっかり捉えて離さない、この言葉がぴったりです。きっと、これからの時代にも。3冊読破は、続くことでしょう。