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子どもの本棚絵本レビュー

つん こん ぱっ

2023.12.02

こぺんなな(作)福音館書店 定価 389円(税別)

0歳からの音読を推奨されている大東文化大学の山口先生によると、親子で音読することは、見る・聴く・話すという知能を発達させるそうです。

 音を遊びながら体感することは、赤ちゃんの心を大きく育てることになりますね。

 つん こん ぱっ、これらの音は日本語の「ことば」になる以前にある「原始」の声のようなものですね。

赤ちゃんは、「ことば」をしっかり話せる前の活動で、たくさんの「音」を聞き、『ことばの貯金箱』にたくさんの「ことば」を貯めながら、ゆっくりゆっくり「ことば」を獲得してゆきます。

 一生懸命「ことば」になる前の「音」を話す赤ちゃんと音読のひとときを。  ちょっとむずかり出した赤ちゃんも、耳に優しい「音ことば」で、心がふんわりすることでしょう。