孫育て

　私共のブログを見て頂いてる方から

　最近、仕事で忙しいママが帰宅するまでの間、孫と時間を共にすることが多く祖母という立場で悩むことがあります。孫との接し方などブログで取り上げて頂けたら。というお便りを頂きました。

　子育てと仕事・家事などで多忙を極める親にとって祖父母のサポートは大きな力になります。特に子育ての経験があるおばあちゃんの役割は非常に大きいです。

　現代の祖父母は昔と違い見た目も実際の体力・気力も若々しく、しかも経験豊富で親よりおばあちゃんの方がパワーを持っている位です。教室へ孫の付きそいで来られるおばあちゃんを見て、他の子どものお母さんが〇〇ちゃんのお母さんだと思ってましたと若いおばあちゃんにびっくりされる例はよくあります。

　そんな祖父母に孫の送り迎え、おやつや御飯を食べさせてもらうなどの面倒をみてもらえるのは助かりますが、祖父母の持っている教育力を考えるとそれだけでは勿体ないです。

　最近の子どもは「言葉が足りてない」といわれています。核家族化に加え親が多忙で会話が少ないと言葉を聞く機会が少ないため語彙が不足するのです。言葉を知らないと学校の先生が言われたことも分からないし考える力もつきません。これでは学校もたのしくなくなるし勉強嫌いになってしまいます。そのようなことにならないためには言葉を沢山与えてあげることが必要です。その不足を補えるのがおばあちゃんやおじいちゃんでしょう。

　祖父母は人生経験が豊かで語彙力があるからですといって難しく考える必要はありません。生活の中で一緒に遊んだり、買い物に行ったり、掃除やお料理のお手伝いしてもらったり、学校の宿題などしながら説明したりお話ししたりするだけでもいいのです。これだけでも子どもにとっては言葉の学びになります。おじいちゃんおばあちゃん、可愛いいお孫さんといっぱいおしゃべりをたのしんで下さい。

最後にお父さんお母さんへ

　親がおじいちゃんおばあちゃんにサポートをお願いする時、気を付けてほしいことがあります。つい自分の親だからと当たり前のように頼むだけ頼んで知らん顔の人がいますが、面倒を見てもらった時には一言感謝のことばをそえましょう。こうした一言で気持ちよく子どもをサポートしてもらえ、おじいちゃんおばあちゃんのやる気も違ってきます。子育て孫育てはみんながたのしいが一番大切なことです。