未知と勇敢

        僕たちは困難に直面した時、自然に逃げ出したくなります；とりあえず逃げ出せれば、その場はしのぐことが出来るはずですよね？

このようは心理については、僕が６歳の時に繰り返し読んだ　「おしいれのぼうけん」（古田足日、童心社）を思い出します。

        この絵本の主人公、あきらとさとしは、やんちゃが過ぎて、その罰として押し入れの中に閉じ込められてしまいます。その押し入れの世界は何匹もの恐ろしい怪物たちがいて、二人はとにかく、この恐ろしい事態から脱出をしようと、出来る限りの策を練ります。

        勇気を振り絞ることについて、恐ろしいことに立ち向かうことの大切さについて、幼稚園の子どもにもわかるように描かれています。今、この世界の状況で、読み直して考えたことでした。