子どもの本棚をスタートするにあたってのご挨拶

　子どもが幸せな出合いを重ねて成長するために、本の紹介をしてゆきたいと思います。

　この活動を、Covid19の脅威を感じながら毎日を生きる時間にスタートできることに感謝します。

　この本棚を形に出来るまでに、多くの友人、仲間たちに励ましを頂きました。

　この本棚は、絵本を通じて出会えた友人の田中由美子さんと共に是非並べたい本を紹介してゆきます。私、谷川からの提案はKTとし、田中さんからの提案は、YTとします。

　大人が、子どもの成長を願いながら、出来る種まきはたくさんあると思います。

　その中の一つが、子どもと本が出合う時間（とき）のプレゼントです。

　子どもは、大人と一緒に本と出合う時間を重ねながら、素敵な絵とお話を心の箱に収めることでしょう。そして、人生という旅を一人で歩くとき、この箱の中から、本を通して出会った宝物を一つ一つ取り出して、幸せを感じることになるでしょう。人間は、自分が幸せであると、きっと周りの人にこの幸せを分けたいと思います。

　大人が子どもの心に届けたい本たちをこの『子どもの本棚』から、紹介したいと思います。大人と子どもが共に絵本と出合う時間から、語らいが広がることを祈りながら。