
1000の星のむこうに
2024.10.09
アネッテ・ブライ(文/絵) 木本 栄(訳) 岩波書店 1,600円
「さいしょからかい?」と、オットーおじいちゃんがいいます。
「うん、いちばんさいしょから!」リサは、おおきなこえで返事をします。
耳がとおいおじいちゃんは、人がちいさなこえではなすのを、いやがるからです。
リサとおじいちゃんの物語は、おじいちゃんが亡くなった後でも、ずっと続きます。
子どもにとって、大事な人の「死」とは?
深いテーマが、子どもの心にしっかりと納まるように描かれています。